中国武術を練習をしている人ならば「圧腿というカンフー用のストレッチ」をしていると思います。練習では大まかに「圧腿~基本功~套路」の順で練習をしているかと思います。
ですが練習の最後にはマッサージをしているでしょうか?
実はいくら圧腿をしても筋を伸ばした部分の回復の度合いによっては開脚はおろか膝裏や腿は柔らかくならずカンフーで使えません。
小中学生ならいざ知らず、25歳~ 30歳~ 40歳~など成人の特に男性ではなかなか時間も取れずおっくうに感じて心が折れてしまいます。
時折、成果が出やすい人もいますが、まれです。同時期に練習を始めた人がグイグイ柔らかくなっていくのを空しく見てきた人もいるかもしれません。
そして挙句には言われます。「中国武術は柔軟ができてこそ!努力が足りない」と・・・・
楽しくやりたいのに柔軟が追いつかないだけで嫌味を言われてきた方は是非、柔軟後のマッサージをいっぱいしてみてください。
中国武術に限らず、開脚などの高レベルの柔軟性を要する全スポーツがマッサージで成果がでます。
つまり
「開脚ストレッチとマッサージ」のセットで柔軟が成り立ちます。
体操競技の選手もバレイやダンスの選手も練習中にこのセットを必ずおこなっています。
しかし中国武術は正直いうと、体操レベルの柔軟性がなくても技術の練習はできてしまいます。むしろその技術を向上させるのが中国武術の醍醐味ですので柔軟性が無いからと言って卑下するものではありません。
逆に柔軟性ばかり凄くて技術が積み重ねられていない人もいます。
なので、中国武術を練習する全ての人が開脚ができるまで痛いおもいをしなさい。なんていうスポーツではありません。
だがしかし
長拳とかやってると「開脚着地」をしてみたいもですよね(笑)
2年くらいやればできるようになるだろうから頑張っていこうって決意を胸に・・・・
あれ3年・・・4年経ったのに「もも裏すら地面に着かない・・・・」
毎日練習のたびに いや、練習のない日も圧腿をやってるのに開く気配すらない。あるいは気配はするけど最後のもう一手が足りない どうしたらいいんだろう・・・
そんな人に足らないのはマッサージのみです。
生徒同士で踏みあってマッサージするのもいいと思います が、一人がいいですよね?20年前のやり方だし(笑)部位もまばらだし
今はどのスポーツも筋膜リリースのローラーを使って満遍なくマッサージをしています。効率もよく努力に応えてくれるので必須アイテムです。