中国武術太極拳歴20年ほどの経験から有益な情報をアップしました!

簡化24式太極拳 1式 起勢

1式 起勢 簡化二十四式太極拳
1式 起勢

太極拳の練習を開始~4年目くらいの人へ向けて記載しています。よく言われる「過去の自分へ」を想定しています

24式太極拳の最初の動作です。と言うか、中国武術全ての套路の最初は「起势/qǐshì」となります。

動作名は一応書いておきますが、動作ができる=武術です。時間や気持ちに余裕がある人が覚えてみようかなという程度でよいです。練習している皆様には「うんちくマニア」には なってほしくないので・・・・

ここでは「预备势」 「起势」だけ知ってくれればいいです 動作練習の合間に余裕があれば覚えるくらいで。

起势 動作の解説

起勢解説

ポイント

1) 并步直立

1、腰と膝を張らないで腿と足首に体重が乗っている負荷を感じる

2、足を開く時、肩を斜めに傾けない

2)左脚开立

3、足を開いても足腰を張らないで腰部の骨をへこませない

4、鼻呼吸吸うーかかとを上げ指先を離し移動

5、鼻呼吸吐くー指先から地につけてかかとを降ろしながら

起勢qishi02

ポイント


3)两臂平举

腕の持ち上げに腰がつられ腰骨が反らないよう気を付ける 大抵、肩も上がっています

4)屈蹲按掌
ちゅいどぅんあんぢゃん

A手を降ろしながら肩、腰の平行を崩さないように

B「膝の下げ具合」は太ももの前面の上部と下部に負荷を軽く感じる範囲 

「ひざの骨」で支えていたら大間違いです。膝の周りが痛くなってしまうので気をつけてください

動作中に確認する修正点

  • 腰骨の部分が凹んでいないか確認する
  • お尻が突き出ていないか確認する
  • 股間が前に出て上向きになっていないか確認
感覚
  • 深呼吸をしなくても鼻呼吸で頭とお腹に酸素いきわたる呼吸のしやすさ
  • 足首から踵(かかと)にかけて重心がある感じ
  • 太ももにだけ負荷がかかっている感じ

結論

太極拳はこの後に繋げていく動作の上半身すべてがこの形になります。この形を「桩功/じゅあんごん」といいます。

この「桩功/じゅあんごん」を崩さず足の形を変えながら上半身の腕と腰を動かします

この「桩功/じゅあんごん」こそが太極であり内家拳といえます。

この上半身がない動作は中国武術の技術動作ではありますが、太極拳に分類されません。おそらく長拳に分類されます。

ですので、今後の各動作を覚えつつ今回の体勢を何度も確認して正しい太極拳を身につけていただけたら幸いです。

以上


中国武術 太極拳の靴サイズを表記します。検索するの面倒だろうから
・22cm-34号・22.5cm-35号・23cm-36号・23.5cm-37号・24cm-38号・24.5cm-39号
・25cm-40号・25.5cm-41号・26cm-42号・26.5cm-43号・27cm-44号・27.5cm-45号
時間と会費を費やして練習してるので靴1つで太極拳の安定性が増すなら
レベルアップもすごく早いですね
靴底が平らでゴム製なので滑らず踵も集めで保護するので先生も安心して見れます
ちなみに革製品なので套路が変わって「足をたたく動作」がやり易くなります。

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